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ブランディングを学ぶ

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商品・サービスは、ニッチになればなるほど売れていく!?

今回は、「商品はニッチになればなるほど売れていく!?」というテーマでお届けします。

ニッチはマニアック?!個人起業家が攻めるべきはニッチ市場!

あなたは”ニッチ”とういう言葉にどんなイメージをもちますか?多くの方が、ニッチ=マニアックという印象をもっているのではないでしょうか。

ニッチとは本来、”隙間”という意味です。ビジネス用語として使われる場合は、「大手の企業が手掛けていない小規模な分野のこと」を指します。”隙間産業”と言ったりもしますよね。

例えば新規事業を立ち上げるとき、すでに大手の企業が手がけている分野に参入しようとしても、個人ビジネスでは競争に負けてしまいます。

個人起業家や小さな企業にとっては、”ニッチ”な分野の方がビジネスチャンスがあると考えられているんです。

ニッチとは決して、マニアックになるという意味ではないんですね。

ニッチとは、届けたいターゲットを絞り込むこと

“ニッチ”についてより理解を深めるために、恋愛に例えてみましょう。

例えば、誰にでも「好きだよ」と告白している男性がいたとします。あの子にも、また別のあの子にも好きと言っていたら……「結局誰でもいいってこと?!」と思いますよね。

ビジネスにおいても、「多くの人に貢献したい」という気持ちがある人ほど、

「あの人にも、この人にも役立ちたい!」という気持ちが強くなり、ターゲットを絞りきれない方が多いんです。

でもそれは、恋愛でいうと「誰でもいいから付き合って!」と言っているのと同じこと。

「誰でもいい」と言われるよりも、「あなただから付き合いたい」「他でもないあなたと結婚したい」と伝えた方が、「私に向けてくれたメッセージだ」と感じて、心を動かされますよね。

「みんなに貢献したい」という気持ちもわかりますが、それでは相手が「自分に向けたメッセージ」だと気づかずに終わってしまう可能性も。

ニッチになるということはつまり、ターゲットを絞り込み、「あなただけのために」というメッセージを届けるということなんです。

ニッチになると良いこと尽くし!比較されない唯一無二の存在になろう

ニッチになると、こんな効果が期待できます。

1. 目立つようになる

2. ライバルがいなくなる

3. 比較されなくなる

4. メッセージがシャープになり、伝わるようになる

つまり、自分のコアを尖らせて、他との違いを明確にすることができるようになります。その結果ライバルもいなくなり、比較されることもなくなります。

メッセージもより具体的でわかりやすくなるので、相手が「自分のためだ!」と気づきやすくなるんです。

こんな風に考えると、ニッチになっていくことに抵抗感も無くなるのではないでしょうか。

おわりに

いかがでしたか?

ニッチとはマニアックな方向に進むということではなく、より違いや個性を尖らせていくということ。ぜひ「自分のニッチは、どんなところだろう?」と考えてみてください。

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