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ブランディングを学ぶ

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お客様の反応が劇的に変わる!伝わる発信になる3つの秘訣

個人でビジネスをする場合、お客様と出会うために、SNSやブログ、メルマガ、LINE @など、さまざまな媒体を通じて自分の想いや情報を発信していく必要がありますよね。

でも、「結構発信を頑張っているのに、なかなかお客様からの反応がなく落ち込んでしまう……」というお悩みもよく耳にします。

そんな方に向けて、発信に対してお客様の反応が劇的に変わる、3つのポイントをお伝えします。

【Point1】伝えたいことを、”お客様が知りたい言葉”に変換しよう

1つ目のポイントは、「”自分が伝えたいこと”を、”お客様が知りたい言葉”に変換して書く」ということです。

伝えたいことをそのまま言葉にしただけでは、受け手側の興味を喚起するメッセージにならないことが多々あります。

例えば、「ペルソナの設定の仕方について語ります」と直球で伝えた場合、どうでしょうか?

もちろん、それを知りたい!という人もいますが、そもそもペルソナという言葉を知らない人には届きませんよね。いずれにしても、心から共感して情報をキャッチしてもらうことは難しいです。

では、どんな表現をすれば、興味をもってもらえるのでしょうか。

大切なのは、お客様になりきって、その人の心の中にある想いや感情をメッセージに変換することです。

例えば、「ペルソナの設定の仕方を解説します」という表現をお客様目線で考えると、こんなメッセージに言い換えられます。

「ターゲットが1人に絞れないときの対処法とは?」

「どんなお客様に届ければ良いかわからない!そんなときは?」

ペルソナという言葉を使わずとも、お客様の気持ちに寄り添った表現にするだけで、

「そうそう!それが知りたかった!」

「私が知りたい情報をいつも提供してくれる人だ」

という風に、自ら受け取ってくれるようになります。自然に信頼が生まれ、良い関係性が築けるようになりますよ。

【Point 2】1コンテンツ、1メッセージを守ろう

ポイントの2つ目は、「1コンテンツ 1メッセージ」です。つまり、「1つのコンテンツ(記事)で伝える内容は、1つのメッセージに絞る」ということ。

一気に大量の情報を与えられても、なかなか頭に残らないですよね。

1つの記事に、あれもこれもと欲張って沢山の情報を詰め込みすぎると、「結局何が言いたいんだろう?」と要点を掴みづらくなってしまいます。

そうなるとお客様の記憶に残らず、結果的に伝えたいことが伝わりません。

自分でも、実際に書くことに没頭しているとゴールがわからなくなり、気づくと話の方向がずれていた、ということはありませんか?

「1コンテンツ 1メッセージ」を意識すると自分自身も迷子にならず、お客様にも伝わりやすくなります。ぜひ実践してみてくださいね。

【Point 3】”具体”と”抽象”を組み合わせて、説得力を高めよう

3つ目のポイントは、「”具体”と”抽象”、それぞれの表現を、1つの記事の中に盛り込む」ということです。

具体的な事象は、とてもリアリティがあってわかりやすいですよね。でも具体的な内容だけでは日記のようになってしまい、汎用性の低い情報に終わってしまいます。

必ず、「何が言いたいのか?」という要点を整理して、具体的な内容から導き出される抽象的なメッセージとセットで伝えることが大切。

そうすると、ただの独りよがりだった具体的なエピソードが、抽象的なメッセージの裏付けとしての説得材料になるんです。つまり、具体と抽象の表現は、補完関係にあります。

例えば、「子どもが自転車に乗れるようになった」という具体的なエピソードを書くとします。

そのエピソードに対して、「成長を感じられて、嬉しい!」という感想だけを書くと、完全に”個人的な日記”ですよね。

でも、こんな風に、汎用性の高い情報として抽象化したらどうでしょう?

「子どもがやっと自転車に乗れるようになりました。何度も転んだけれど、コツを掴めたのか、楽しそうにスイスイ!

これって、ビジネスにも当てはまりますよね。

自転車を最初に漕ぎ出すときは、やっぱり難しいし転ぶこともあるけれど、一旦漕ぎ出すと、スイスイ進む。

同じように、ビジネスも最初のハードルは高いけれど、それを乗り越えるとスムーズに回り出します。最初の一歩を踏み出すことが大切なんですよ」

こんな風に伝えると、「自転車に乗れた」という個人的エピソードが、ビジネスに役立つ抽象的な考え方として、価値ある情報になります。

この「具体+抽象」を使いこなすだけで、身近なテーマも、あなたのビジネスにつながる有益な情報に変換することができますよ。

おわりに

いかがでしたか?文章作成の際に3つのポイントを押さえると、発信がしやすくなります。

お客様により伝わりやすくなることで、反応がこれまでと変わってくると思いますので、ぜひ実践してみてくださいね。

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