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【チームirodoriメンバー紹介Vol.9 中川真子】鋭くクールに見えて、ご縁を大切にしてきたホスピタリティー溢れる人

irodori Branding代表の村本彩です。

私たちのチームには社員もいれば、自分の仕事を別にもっていて業務委託でjoinしてくれているメンバーも!

それぞれにどんな想いで、どんなスタイルでirodoriに集っているのか ーー。
1人ずつインタビュー形式でご紹介していきますね。

今日は、私がセールス面でも、マインド面でも絶大な信頼を寄せている中川真子さん

思えば、真子さんとすみれさんと講座運営をはじめたのが、irodori社のチーム化第一歩でした^^

irodori Brandingへ参画される前はどんなお仕事をされていたのですか?

中川:大学在学中から教育研修系のベンチャー企業で企画・営業・イベント運営などに従事し、20代後半で電子デバイス系メーカーのウシオ電機株式会社に転職し人事と営業を担当。2018年営業コンサルタントとして独立し今に至ります。

「営業」と言えば真子さんと伺いました。どう体得されたのですか?

中川:最初に勤めたベンチャーでは、少人数なので何でもやりました。500~1000人規模のイベントを年間複数本やり、集客から舞台の内容からクロージングまでをディレクションし統括。対面のカウンセリング、コーチング、コンサルティング、営業(セールス)の基礎もここで身に付けました

セールスの基本として「自分が心を開放」するとゴリ押しせずとも「お客様が決断し契約してくださる」ことを身に付けました。

ただ最初はかなり苦しくて。

実は子どもの頃から複雑な家庭の事情で自分の感情を抑えてきて、摂食障害とかもあったので、本音・感情・思いを、自分の言葉で、特に感情をストレートに表すのがしんどかったです。

仕事をしていくうちに「お客様が鏡となり自分を写す」「それを見て自分側が変化する」、そうすると「お客様が動く」「売上があがる」といったセールスクロージングの法則性がわかってきました。

「自分とお客様は、縁あってお互いに創造的な気付きと変化のために出会っている」ので、出会ってからどれだけ深いコミュニケーションをし、ポテンシャルを引き出すか、が肝心なんですよね。

ただ売上を上げるためだけに突き進むのももちろん可能です。でも長くビジネスをするには、このような正攻法でいくのが一番だと思っています。

これは大切にしている私なりのセールスの哲学の1つです。

その後は老舗企業へ転職されたんですね。

中川:はい。経験を生かし教育研修・採用を担当しました。採用は広報との連携必須で企業ブランドの遵守などがあり厳密な分、勉強になりました。ブランドを意識することに初めて触れたのはこの時でしたね。

人事では経営層と話すため重要機密事項と接するし、外に漏らしてはならない話も沢山。その中で組織の作り方も学びました。すると段々頭でっかちになっていく恐怖が芽生えまして。もう一度厳しい現場に行きたいと思い営業もやりました

会社で扱う機器が億単位と額が大きく、また部署内では他社でも十分実績を積んできた中途入社者が9割占めていて。能力の高い人が多くかなり刺激を受けました。とりわけ仲の良い先輩が、事業を0から立ち上げかつマーケティング部門にいて、直接いろいろ教わり鍛えていただきました。

上司もいい人たちにばかりで。「仕事」を通じて「一緒に何かを共有創造していく喜び」「安心して頼る」といった経験をさせていただきました。

仕事はとにかく夢中でがんばってやってきました。ただ、やはり女性としてどこまでキャリアを突き詰められるだろうと不安と焦りも

セミナーに行ったり、資格取得を検討したり、試行錯誤しましたね。

そんな時にある占星術師の書籍に出会いまして。
国内トップの私大・優良企業の出身でスピリチュアルと縁遠そうな著者。「こんな人でも占い活動をするんだ」と自分の常識を覆されました

それまでは「努力すれば何でも叶う」と思い、全てのことを120%の勢いでやってきました。努力をやりつくして「あとやっていないことって何だろう?」と思った時に「運氣だ!」と思ったのです!(笑)

その後、会社を辞めるか迷っていた頃に、彩さんのブログ「大好きだった会社を辞めて私が起業した理由」に泣くほど強く共感し、その後独立し軌道に乗ってきたタイミングで個別コンサル(当時)をお願いしました。

人や時代の運を”読む”とは?

中川:例えば、2021年は東京五輪、2022年は北京五輪が開催されました。世界選手権やワールドカップで何年も連続で金メダルを取っている人でも4年に一度のオリンピックでは金メダルを取れなくて涙を流すアスリートっていらっしゃいますよね。

文化芸術の方面だと、ショパン国際ピアノコンクールなどは5年に1度開催されます。2021年は日本人演奏者がブレイクして大盛り上がりしましたが、それも同じ。

実力だけでなく「運の準備」「時を読む」ことも必要と。

世界的なバイオリニストで数々の一位を獲得してきた方ですら「日本の国旗を背負って(コンクールに)行ったけれど、優勝できるとは限らない。本当に運がよかった」と仰っていました。

オリンピックも由緒ある国際コンクールも優勝するには、実力がなければ絶対無理。運も必要。世界のトップになるって厳しい世界ですよね。だからか、政治家・経営者の方々は、究極のところ神社・寺に行く人が多いです。

経営者の方も、実は見えないところで「幽」の世界と、「顕」の世界の整理を沢山なさっていると思います。自分人生、自分の家族、だけでなく、何十人、何千人、何万人という社員とその向こう側の家族の命を預かっているところがあります。プレッシャーも半端ないですよね。

私の場合は、手始めにある先生に自分の運勢を観ていただいて。その時あっさりと「あなたはフリーランス向きね(なんで会社員やっているの?)」と云われました(笑)

そのうち、自分でも読めそうだと思って基礎を勉強し、他者のリーディングを無料でするように。この時はまだ会社員でした。

占術は、いくらでも良くも悪くもいえる。でもそういうのが嫌いだったので、西洋占星術以外に風水・四柱推命・九星氣学と東洋系も全方位一通り学習しました。占術と関係が深い古代の歴史から仏教・神道・西洋の宗教、キリスト教をはじめ、明治前後の新興宗教の歴史とかも大体網羅しています。

だからこそ余計に「占いに対する懐疑心」は変わらず存在し、語ることに躊躇があって。そんな中、ある経営者に云われた一言が、変わるきっかけとなりました。

その方はグローバル企業の社長さんで、国内外の様々な機関・企業に精通されていらして。「世の中はそういった力(時の運を読む)で動いている部分がある。先進国の9割の国や企業のトップの多くは占いをやっていて、近くにそういう『お抱えの人材』を配置している」と教わりました。「世界の先進国でそういったブレインが居ない国はない」と。じゃあ、ビジネスのことは続けつつ占術の技術も引き続き研鑽しようと腹をくくりましたね。

ご自身のサービスについて具体的に教えていただけますか?

中川:

ベースとしては提案型のセールスとコーチングとコンサルティングを掛け合わせて、個人や法人のお客様とお仕事させて頂いています。これからは対面でもネット上でも、提案型のセールス力が大事になります。ただ売るのではなく、お客様の課題を見つけ一緒に考え成長できる解決策をお出しする。そうしないと長期的に耐えられるビジネスにはならない。また効率的な運用方法や、サービスが動き始めた後の全体設計。膨大な情報を一気に整理して簡略化するのが割と得意です。

他方、後天的な能力だけでない要素でひっかかり・滞りがある場合は、運の部分や先天的能力にプローチをする場合があります。先天的能力の開発は、暦や風水・占星術・氣学といった3000~8000年近い古来の帝王学に基づくものです。

実際には後天的能力の開発からアプローチする方が大半なので、コンサルティング・コーチングや、売上向上のための改善や実行計画を立てて実際に遂行していくことからサポートさせていただいています。
コンサルティング・コーチングの技術そのものを指導することもありますし、基本のプランに基づきつつ、お客様のオーダーも踏まえて臨機応変にご対応していますね。

真子さんはクールに見えてかなり奉仕精神に厚いと評判です。

中川:育った環境の影響が強いです。
元々生まれたときから認知症の祖母と同居で、中学時代には父が闘病生活、その後数年で他界し、親族ともいろいろあり母はノイローゼの状況。
ずっと「自分の人生は捨ててもいいから家を救ってほしい」と願掛けしてました。とにかく一秒一分一日と生きるのが精一杯で大変だったんです。自我も何度か崩壊した経験があります。

今のとなっては経験という財産ですが、本当に大変で。その辺りが影響しています。

絶望した人や、色々我慢を重ねて無意識に麻痺して右往左往している人の気持ちがわかるからこそ、応援の気持ちが出るのだと思います。

当時は1年の1/3は母の里(山梨県白州町)で過ごしていまして。南アルプスや八ヶ岳と大自然に囲まれながら「どんなに実家で辛いことがあってもたった1日大自然にふれただけでまた耐えていける」と支えられていました。ですので、こうした大地を守ってきてくれた人たちや、自然そのものに対してもご奉仕という意識があります。

彩さんも八ヶ岳に移住されましたよね!!!

でも、地元に戻ればまた苦しい日々で、高校生の頃からは摂食障害がありました。大学進学後も続いたので大学で専門医のいる相談室も利用したものの全然解決しなかったんです。
それで治すために、日本では黎明期だったオーラヒーリングに通いました。NASAの物理学者でオーラを観られる科学者主宰のヒーラー養成学校卒業生のところです。

そこではオーラ・チャクラの調整などしてもらい、先生が気功もできる人で、その方から色々教わりました。NASAの科学者がいう内容なら科学的で怪しくなくていいかなという感覚で。本当はNASAほど注意が必要なのですが……割愛します。大学でも物理や数学、脳科学など、見えない世界を科学的・論理的に説明する分野を重視しました。

オーラヒーリングも脳科学も当時まだ注目されてなかったので、流行るより前に次くるものを見つけるのは得意かもしれません(笑)。

その後大学は休学・中退、平行して働いていたベンチャー企業の仕事に注力していきました。

プランナーになったきっかけは?

中川:2019年彩さんの事業が大きくなり、営業が得意だった私にセールスサポートの声をかけていただいたのがきっかけです。

彩さんからも驚異的な成約率と言っていただき恩返しできてよかったですね。

その後、受講生のサポートにも入らせていただくようになりました。

自分もブランディングの専門家としては経験値が少ないため、これから人にお伝えする立場としては、「プランナー」の役割を提案いただけたのはありがたかったです。ブランディングを深めたい、役に立ちたいと思っていたことが、シンクロしたように彩さんからもお声がけがあって。

なので「きっかけ」は流れ。そのチャンスを頂けたのはとても幸運だったと思います。


irodoriではこういうシンクロが多いですね。この心地よさがまた、自分にとても合っている環境だと感じています。

受講生をサポートすることでの気付きはありますか?またプランナーとしてサポートする時にどんなことを心掛けていますか?

中川:受講生の想いやサービスの整理の手伝いをしながら、自分側の意識も同時に整理されて、無駄な思考や意識が削がれていくことがとても心地いいです。
自分がよりシンプルになり人生を楽しめていられることが嬉しいですね。

心掛けとしては受講生の皆さん1人1人を尊重し、生き方を大事にするようにしています。

実は早い段階で、こう進むと良いのでは?というイメージは頭の中に浮かぶんですよね。

でも、それが最短だとしても「この通りやってください」と押し付けず、伴走することを心がけています。

ご自身が心から納得し自分で選択して進んでいく過程が大切だと思うからです。

無理に押し付けられた道を進んでも、後からブレーキがかかりうまくいかないと思いますし、まわり道もいずれ財産になります。

ビジネスは単純に売上が上がればいいわけではなく「事業を大きくしたい方」と「小規模でも自分サイズを好む方」など個性に合わせるべき。タイミングを見計らいながら、その方の望むサイズで売上を上げるようなサポートを心がけています。

キービジュアルの撮影段階になると、言葉に視覚要素が加わるので、伝えたいメッセージが明確に、アイデンティティがより鮮明になります
右脳と左脳が統合され、お客様も自分も意識が進化する瞬間を感じます。

芸術、スポーツ、その他どんな分野でも突き抜けた一流の人の世界は二項対立がなく、競争を越えてる部分があるんですよね。良いものは良い。

ナチュラル・ブランディングでは「みんな違ってみんないい」が前提なので、サポートしていて芸術でもビジネスでもスポーツでも本質は一緒だと感じますね。

プランナーとご自身の事業と両方やることをどう感じていますか?

中川:多様な受講生・市場・ケーススタディと出会い経験していることが、自分個人で実施している事業でクライアントにも生かされています。

プランナーは、ブランディングとWEBマーケティングに注力しつつ村本彩の哲学とノウハウをぎゅっとお伝えする仕事。

「責任重大」ということと、あくまで「irodoriのお客様=彩さんのお客様」「伝道者」。「irodoriから反れたことを伝えない・出すぎない・自分の色を出さない・透明色で臨む」ことを初期の頃からずっと意識しています。守破離の「守」ですね。

何より、信頼して任せていただいている以上、それに応えたい。そしてお客様に結果を出して頂けるよう全力で臨んでいます。

毎回の講座で新たな発見と成長があり、個ではなくチームとして一緒に社会に表現していく場になっています。

他方、自分の事業は、そこから更に自分の得意分野に尖らせたもの。ブランディングだけでは解決できない「セールス・クロージング」分野。ここは自分の個性を表現する場です。

プランナーやスタッフとirodoriチームとしての仕事は本当に楽しいですね。
それぞれにいろんな背景があり、違う強みを発揮しながらも、社会やクライアントに貢献したいという想いが一緒なので。

今後やってみたいことってなんですか?

中川:世界はものすごいスピードで進化しますよね。科学技術・文化・スポーツ・芸術など。その中で、日本語の学校が世界で一番多く存在するなど、日本の役割は重要なものです。その中で次の世代に意識進化のための大事な智慧を残していきたい。大地・水・自然、そして智慧。

子どもの時が辛かったのでその気持ちが強いのだと思います。

だから文化と伝統を継承するサービスを作っていきたいですね。
これまで色々な経営者の方々と出会い「100年続く企業」というものを研究・探究してきました。世界中の国々の建国の歴史より長い歴史をもつ企業が数多く存在している日本は相当稀有な国だと思います。そのことはあまり自覚されていません。

日本って地理的にも歴史的にも特殊で、古来から土地土地で受け継がれ洗練されてきた文化や伝統がある。それが敗戦後急速に失われつつあるので、残していきたいですし、激動の時代に必要な叡智であり、それをビジネスにいかした道をサービスにして伝えていくつもりです。

その意味でも、irodoriを国内外に必要としている方々がまだまだ沢山いらっしゃるので、皆でHappyに一緒に進化成長して日本と世界の文化発展に寄与していきたいです。