ブランディングを学ぶ
ブランディングでたった1つ、大きく見せても良いものとは?
ブランドは信頼の結晶なので、”嘘”をついたり、”盛る”ことはご法度です!最も大切なことは、自分の商品・サービスの価値や本質を、”正しく伝え、届ける”こと。
でも実は、1つだけ例外があるんです。
今回は、「ブランディングでたった1つ、大きく見せても良いものとは?」というテーマでお届けします。
目次
誰にも否定されない”未来”は、大きく描こう
ブランディングで1つだけ、”盛って大きく見せても”良いものって、何だと思いますか?
それは、「あなたがこれからどうしていきたいのか?」という”未来の展望”です。
これまでやってきたことや今やっていることと比べると、大それた未来に思えるかもしれませんが、それは決して誰からも否定されるものではないんです。
たとえ現状からかけ離れた未来であっても、そこに向けてコツコツと努力して実行していけば、未来はつくっていくことができますよね。だから、出来るだけ大きく描きましょう。
私自身も、会社として未来に実現したいこと、つまり”ビジョン”を掲げています。ビジョンがあることで逆算するようになり、「今何をすべきか?」が明確になります。
大きなビジョンで、ワクワクする未来であるほどモチベーションが上がり、行動促進にもつながっていきますよ。
未来を描いたら、”語って、発信して、伝える”ことがカギ!
未来に向かって新しい挑戦をしたり頑張っている人を見ると、応援したくなりませんか?私はつい応援してしまいます。
だから、あなたが”どういう未来をつくりたいのか、そしてどんな人を幸せにして、どんな社会にしたいのか?”ということを恥ずかしがらずに、堂々と語ることが人の心を動かします。
大人になるほど、大きな未来や夢を人に熱く語ったり伝えたりすることに、抵抗感を覚える人もいるかもしれません。
でも、そんな風に語れる大人が少なくなっているからこそ、ここはチャンスと捉えましょう。敢えて「語る」ことが目を引く要素にもなるので、未来に関しては自分の枠を取り払う意識が大切。
「こんな社会にしたい」ということを自由に想い描いて、どんどん発信していくことで、あなたの応援者も増えていくはずです。
未来を描く時には、必ず”想い”もセットに
未来を描くことはとても重要ですが、何でもかんでも”夢を語れば良い”というものでもありません。
たとえば私が、「これからは宇宙飛行士を目指します!」といきなり大真面目に話したとしても、「突然どうしたの?!」と、きっと理解してもらえないでしょう(笑)
私の大好きな『宇宙兄弟』という漫画のように、
幼い頃からずっと宇宙飛行士に憧れていた主人公が夢を諦めきれず、大人になってその夢に挑戦する!というストーリーだったら、誰もが納得できると思います。
でもこれまでの私の人生に全く関係のない夢や未来を語ったとしたら、理解や共感を得られず終わってしまいますよね。
未来を描く時には、「こんなことをやりたい」「こういう未来をつくりたい」というビジョンだけではなく、”なぜそれを実現したいのか?”という”想い”が重要です。
実現したい理由や背景、想いを必ずセットで語るようにすると、納得性をもって人にも伝わるようになりますよ。
おわりに
いかがでしたか?ブランディングにおいて盛ることはNGですが、未来についてだけは、自由に大きく見せていくのがおすすめ。自分の”想い”も忘れずに!
今回の内容を動画で復習したい方はこちらをご覧ください。