ブランディングを学ぶ
情報発信のコツとは?起業準備中のブログの始め方
今日は起業ファーストステップ・パート2として、情報発信の始め方とコツについてお話ししていきます。
目次
パート1のおさらい……自分に合った起業の始め方
今日のお話にも関わってくるので、まずは起業ファーストステップパート1の内容を一緒に振り返りましょう。
パート1ではどんなことで起業したらいいのか、自分に合った起業の始め方についてお話ししてきました。
まずそもそも、起業がどうしてこんなに増加し、身近な存在になったか。
これはひとえにWEBとソーシャルメディア(SNS)の発展に尽きます。
私もYouTubeで動画配信したり、SNSやブログで発信したりしていますが、このように、テレビ局やその他の大企業ではなくても、一個人や小さな会社が情報発信できるようになり、ビジネスの構造を大きく変化させたんですよね。
ですから個人でも、最初から広告費をかけずにリスクなく0円で、ビジネスを始められるようになったんです。
起業のスタートに必要なのが、情報発信者マインドへの切り替え
ビジネスを始めるのに必要なのが、【売るものを作る】と【お客様を作る】の2つです。
▼詳しくはパート1 前編で解説しています。
そして、【お客様を作る】ために欠かせないのが情報発信(以下、発信)なのです。
発信でまず大切なのは、「自分自身が情報の受信者ではなく発信者になる」と思考を切り替えること。
ここに難しさを感じる方が、実のところとても多いです。
私自身も、発信する側となることに最初はかなり抵抗がありました。
でも、ここでどれだけマインドのスイッチを切り替え、発信する側に変われるかが、ビジネスがうまく回る秘訣に大きく関わってきます。
そこをもう少しご説明していきますね。
起業すると決める前でも、SNSやブログを使っている方はたくさんいらっしゃいます。
FacebookやTwitterなどでいいねをしたり趣味の情報を得たりと、情報を受けて、それに対して反応するという関わり方をしているかと思います。
でも、ビジネスを始めるとなると、今度は逆に、自分が情報の発信者になる必要があります。
そして情報を発信していくことで、あなた自身のことやあなたの商品・サービスを知ってもらう必要があります。
なぜなら、どれだけ多くの人が知っているかで、ビジネスの規模が大きく変わってくるからです。
だから発信は、「未来のお客様を作る活動」とも言える重要なものなんです。
ブログやSNSを起業前、起業準備中からスタートしよう
この発信を始めるにあたって、大事なポイントがあります。
それは、「売る商品やサービスがないうちから発信者になろう」ということです。
「商品やサービスもないのに発信!?」と意外でしたか?
売る商品やサービスができていなくても、実は発信者にはなれます。
私自身も、起業する前からブログで発信をスタートしました。
といっても、当時会社員で副業NGでしたから、その時すぐにお客様と出会ってお金をいただくために書いていたわけではありません。
会社を辞めるまでの1年間は、辞めた後に出会うだろう未来のお客様を見据えて、そしてそのお客様たちに出会うために、発信を始めていたんです。
ちなみに当時のブログのタイトルは「背中で語るハンサムマザーになる フルタイム会社員ワーママの独立起業までの道」。
お気づきのとおり、今のブランディングやマーケティングの仕事とは全く関係のないタイトルです。
なぜこのタイトルだったかというと、その頃は自分の中で「1年後に会社を辞める」と決めていただけで、まだ何を主なサービスとするか決まっていなかったからです。まさか辞めた後も、またブランディングを仕事にするなんて1ミリも思っていなかったんですよね。
だから、ブログには、1年後に自分が会社を辞めると決めたことや、会社を辞めるまでの道のりを書いていきました。
起業準備の過程と感情の変化をリアルタイムで書き残そう
辞めると決めていたとは言っても、仕事も会社もすごく好きだったので、そこからどういう気持ちの変化があって、どんなステップを踏んで実際に会社を辞めていくのかを、リアルタイムで書き綴っていきました。
やはり起業するまでのその1年間にしか、感じられない気持ちがありますよね。
もちろん、今も覚えている部分はあります。
でも、当時の気持ちを思い出して書いたものと、その時その瞬間に私が感じている気持ちを書いたものとでは、やはり全く言葉の重みが違います。
今この時にしか書けない、発信できない言葉を発信していくだけでも、書いたその時に共感してもらえるなど価値になりますし、書いてしばらく経ってからもブログの記事が役に立つことがあります。
過去の記事を未来のお客様が読んで、「あぁ、村本さんも昔こういう時期があったんだ」と共感し、自分に対しての信頼感が増して距離が縮まっていく、そんな効果もあるんですね。
どんな発信も、無駄なことは1つもないんです。
実際に、匿名時代の記事にすごく共感しているとコメントをくださった方が、私が会社を辞めて名前を出して活動し始めてから、すぐに会いに来て下さったことがありました。
記事に共感したことがきっかけで、活動が始まる際には会いに行こう、相談してみようとずっと思っていてくださったそうです。
辞めるまでは匿名なのもあり、他のSNSでシェアはしていなかったので、当時リアルタイムで読んでくださっていた方は正直少なかったと思います。
でも、私のように記事がきっかけで会いにきてくださるようなことも起こりうるので、まだ何も用意できていないうちからまずは発信者になることはとても大事な一歩だと実感しています。
ブログなど情報発信の初心者は、まず「質より量」で言語化に慣れよう
発信するときに「なんだかうまく書けない」と感じて、いわゆる質の部分が気になってしまう方も多いです。
けれども、質と量の両方を最初から狙ってしまうと、かえって行動がストップしてしまいます。
最初の頃は「誰も読んでいない」と思って、自分の中にあるものを言葉にする練習をするつもりで、とにかく量をこなすことをおすすめします。
「変なことを書いていないか」「もっとうまく書けるんじゃないか」と感じても、「誰も読んでないし、今は練習中」という軽い気持ちでしっかりアウトプットする。
書く習慣をつくるためにも、まずは発信者側に変わる練習として最初は書いていくといいですね。
自分の中に募る想いがあっても、いざ言葉にしようとすると意外と書けないものです。
それがましてや「もっとたくさんの人に伝えていきたい」となると、「多くの人が見るかもしれないのにこの程度のでいいんだろうか」と変に自分にプレッシャーをかけてしまうことがあります。
だからこそ、最初は誰も見てないような状況で、まずは自分の言葉を出していく、思いを言葉にして紡ぐ練習をしていくと良いです。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今日は、情報発信の始め方とコツの前編をお届けしました。
慣れないうちは発信を続けていくのは難しく感じるので、まずは時間を作り習慣にするのを目標に、気軽に書いて発信していってくださいね。
次の後編では、ブログやたくさんあるSNSの中で、最初に何から始めたらいいか、どう使い分けていくかなどを解説していきます。
ではまた次回をお楽しみに~。
▼早く続きを学びたい方はこちら
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