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【チームirodoriメンバー紹介Vol.3 小松紗貴子】みんなに笑っていてほしいという想いから、人とも自分とも誠実に向き合う愚直な人

irodori Branding代表の村本彩です。

私たちのチームには社員もいれば、自分の仕事を別にもっていて業務委託でjoinしてくれているメンバーも!

それぞれにどんな想いで、どんなスタイルでirodoriに集っているのか ーー。
1人ずつインタビュー形式でご紹介していきますね。

今日は、社員第1号の小松紗貴子(通称:さっこ)さん
ここまでirodoriがこれたのも、さっこさんの存在なしには語れません^^

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irodori Brandingへ参画される前はどんなお仕事をされていたのですか?

大学卒業後、地元高知で母校の私立中高一貫校の倫理教員を、結婚後は上京し教育業界へ転職して学校法人の経営者向けの営業をしていました。

就活当初はベンチャーやスタートアップ企業など小さな会社で、がむしゃらに働いて自分を鍛えたいと思っていたんです。それまで勉強も運動もうまくやってきたし、頑張ることには人一倍自信がありました。


でも、とあるベンチャーの採用選考を兼ねたインターンシップで撃沈して。
初対面でチームを組み数日課題に取り組んでプレゼンをし、その後は自分やチームを振り返るという内容だったのですが、ここではっきりとこの会社に求められる能力が自分にないことがわかったんです。

これからの先の読めない時代に必要な、マネジメント力や自分の人生を自分で作り出し自分を生きる力がなかった。正直これまでで一番落ち込みました

じゃあどう働くかを考えた時、これからに必要な力や考え方って自分も若いうちから知っておけたら良かったと思って。それで倫理を通して高校生へ伝えたいと母校に就職しました。

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教員時代は、いかに高校生を引きつけ倫理は面白いと思ってもらえるか周到に準備して授業をしたり、中学のクラス担任をしたり、約100人の大所帯のバドミントン部副顧問として練習試合や大会などで全国飛び回ったりと充実していました

結婚して思い切って私立の学校法人向け営業に転職、ビジネスの基本はここで叩き込まれました。少子化の中、どう生き残り選ばれる学校になるかという観点からの経営戦略やプログラムの提案、その契約交渉、導入から校内での仕組み立ち上げまでを行いました。この時の何でもやった経験は今の仕事にもつながってると思います。

どうしてその会社を離れたのですか?

もう次昇進したら管理職という時に、自分が心からコレだと思える、人生で自分が本当に望むことを仕事にしたいと思うようになり、次のキャリアを考えるようになりました。
でも具体的に何をしたいかはつかめていなかったので、いろいろと調べては考え悩みましたね。
まず転職先を探してみたものの、全然ピンと来るものが見つからなくて。

でもこの期間は、自分の仕事でも面白いこととそうじゃないことが浮き彫りになっていったので無駄じゃなかったと思います。

その頃ドキュメンタリー番組で個性に光を当てファンをつくる「ブランディング」という仕事を知り、衝撃を受けました。「かっこいい!めちゃくちゃ面白そう!私がやりたかったことはこれだ!」と。

さらに雑誌VERYの「わたしたちリーマム辞めました」という特集に彩さんが出ていて、即メルマガ登録しました。
彩さんの言うブランディングが、人に焦点が当たっていることにすごく惹かれたんです

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一度お話してみたいと連絡し、トントン拍子に彩さんの個別コンサルティング(当時)をお願いすることにしました。

ただ私はこの時から異色だったかも。
ナチュラル・ブランディング(以下NB)は起業塾とか起業コンサルティングの位置付けだと思うんですが、私自身は起業したいとかはなくて(笑)

とにかく自分が本当に望むことを仕事としてやりたい気持ちでした。本心で生きていきたいというか。
心底これは絶対に世の中に必要だ!とか実現していきたい!って思うことをやっていきたい気持ちがすごく強かったんです。
それには彩さんからブランディングを学んだら道が拓ける気がすると直感で思ってのスタートでした。

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実践講座(当時)の参加を経て、2019年8月の法人化のタイミングで運営側に入り、秋からは受講生サポートにプランナーに。2020年4月からはirodori Brandingの1人目の社員になったという経緯です。

社員になる時、心に決めたことがあるとうかがいました

はい。「社員になる」イコール「彩さん傘下に入って守られる立場になる」ではいけないなと。

1人でうまくいっているところにわざわざ入るから、自分にとっても彩さんにとっても意味のあるものにしなくちゃいけないと思っていました。

しばらくは「村本彩すべてをインストールする期間」と位置づけていたし、さらに役に立つ存在とならなければ!とずっと自分の首をしめていて苦しくなることもありましたね。

「彩さんは何で私と一緒にと思ったんだろう?」と悩んだ時期も。私に求められてるものを知りたい、答えがほしいと思うような時期もありました。

思いきって彩さんに聞いてみたら、いつもの明るくカラリとした感じで「たださっこさんが好きだからだよ。」と言われガクっ(笑)。
何ができるできない以前に、私は私のままでここにいて前に進めばいいんだと気づいたのが2020年夏です。

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ちょうどその少し前の2020年6月から、イロドリは変化の時でした

何人もが関わり、事務まわりや営業担当やプランナーとしてそれぞれ役割を持ちながら「彩さんのNBを支えてる、手伝ってる」という感じでした。

正直、問題なくうまくまわってました。
でも次を考えた時、私を含め関わっているコアなメンバーが、手伝うという意識ではなくて「自分たちの手で一緒につくっていく」というフェーズに入っていく必要性があると感じて。

でも、そのためにはメンバーと腹わって話さないといけない

自分は社員という立場だからそこまで深く関わっていきたいとか先のことを考えるけれど、他のメンバーはそれぞれ自分の事業もある。

そこまで関わりたいわけじゃないと思っていたらどうしよう。うまく回っている今の状態を壊すことになってしまったらどうしよう
そんな不安も漠然とありました

そうした中、ここでの仕事がそれぞれの中でどんな意味があるかこれから先どんな風に関わりたいと思っているかなど、業務や数字の話ではなく普段は踏み込んで話してこなかった本音を話すミーティングをしたんです。

私も、彩さんを手伝ってるんじゃなくNBにいながらやりたいことをかなえていきたいと思ったのもあり、ミーティングでその想いを伝えました。

他のメンバーのほうでも「もっと深く関わりたい気持ちもあったけど彩さんが1人で作り上げてきたものだから…」という遠慮があったことがわかって。


心の内をお互い話していたらもうみんな涙流してましたね。

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その日を境に、本当の意味で1つのチームとしてのまとまりが出てきたと思います。

今後の方向性も定まり、実践講座からよりビジネスの段階でコースを分けた実践カレッジを立ち上げることになりました。

おかげさまで、今はプランナーやスタッフ含め約10人でそれぞれの得意を生かしてチームとして動いています。


プランナーとしてサポートする時にどんなことを心掛けていますか?

いつもその人の本心や本当に感じていることが何か、話す言葉の奥にあるものや表情、声のトーンなども全て含めて感じ取るようにしています。
受講生自身がまだ気づいていない心の奥の想いやこれからの方向性も、これまでの経験や気持ちなどをヒアリングする過程で見えてくるんですよね。

そして、その人の人生に大きく影響を与えるだろう場に関わっている怖さは常に意識しています。
個人の方でも法人さんでも、先方が人生をかけてここに来ている重みを一緒に感じながら共に走ることもいつも忘れないようにしていますね。

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受講生から嬉しい言葉をもらったそうですね。

はい。ある受講生が「さっこさんの一言がとても大きな気づきだった」と、カレッジ修了時に色紙に書いてくれたのがとても嬉しく印象に残っています。

どの受講生に対してもですが、自分のコアの想いに気づきやりたいことを実現しどんどん変わっていく姿を見ても、それがプランナーの自分のおかげだと思えたことは正直一度もないんです。私のほうが逆に学ばせてもらっているし、感心や尊敬の気持ちが湧いてきます

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所詮コンサルはアドバイスはできるけど、実際に腑に落として行動するのは受講生自身でしかない。

色紙から、いわばそのスイッチ切り替えのお手伝いができたと実感を持てたんです。そしてスイッチが入ればどんどん自ら変わっていけるって理想の姿だとも感じました。


プランナー以外のirodori Brandingでのお仕事を教えてください

顧客対応として、法人さんや受講生のキービジュアルやランディングページなどの制作まで含めたブランディングのプロデュース、ディレクションをしています。
またirodori BrandingのWeb上の集客導線づくり、今後に向けてカレッジ全体の段取りやブラッシュアップ、プロモーション用の動画制作まで含めたブランディングのプロデュース、ディレクションをしています。

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irodori Brandingはご自身にとってどんな存在でしょうか?

自分の人生の使命がある場所であり、人が自分の仕事の意味や存在そのものの意味を見出せる場所でもありますね。

仕事を通して彩さんやメンバー、そして受講生と関わっているけれど、仕事を越えたものを得られるというか。

特に最近は自分の深いところにアクセスしている感覚があります。

実はこの2年、プランナーとして社員としてがむしゃらにスキルアップはしてきたのですが、常に外部に目が向いていて、私自身の「自分らしく」は見て見ぬふりの部分が大きかったんです。仕事に達成感や充実感があるのに、少しの違和感が残っている感覚でした。

受講生のサポートでもメンバーとのミーティングでもそう感じて。

カレッジの形態もみんな慣れて安定してきたし、自分のスキルも上がってきたタイミングで、半年ほど自分と向き合う時間を取っていました
人間のこと、心のことを学びながら、自分について改めて深くもぐって探っていったんですが、正直しんどい部分もありました。

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そうして気づいたのが、私はずっと「みんなに笑っていてほしい」という強い想いに動かされてきたことなんです。

がむしゃらに頑張ってきたのも、外部に目が向きがちだったのも、今回改めてじっくり自分と向き合ってみたのも、全部「みんなに笑っていてほしい」につながっていて

いつも受講生の皆さんが自分のコアの想いとつながった途端どんどん変化されてくのを見てきたので、ここからの自分を、そしてその変化がイロドリにどんな影響を与えていくのかを楽しみにしたいと思っています。

今後の夢を教えてください

NBの考え方を、「起業家向け」というフィルターを外し幅広く応用して伝えたいと思っています。

「自分らしさを大事に生きていく、仕事していく」のは起業じゃなくてもいいですよね。

昔の自分を救いたいと思う時、思い浮かべるのは、学生時代や会社員時代なんです。

組織に属しながらでも本当にやりたいことをして自分らしさを発揮できる状態をつくっていきたいし、個人起業を選択した先にチームでやるでもいいし。

私のように会社に属してても「自分らしく」はできる。
働き方の形態は関係ないんです。
どれでも流動的に選択していいし、ぶれない自分があればいい

ただ、いわゆる自己理解ってそれだけでは「で、現実はどう変えるの?」までいかずに終わってしまうことが多く惜しいんですよね

だから、自己理解だけじゃなく現実を変えていくところまでを、NBでお伝えしているマーケティングの考え方なども取り入れながらやりたいと思っています。

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