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【チームirodoriメンバー紹介Vol.4 菊地郁子】穏やかで冷静でいて、実は「伝わらないのが悔しい!」で突き動かされている情熱派

irodori Branding代表の村本彩です。

私たちのチームには社員もいれば、自分の仕事を別にもっていて業務委託でjoinしてくれているメンバーも!

それぞれにどんな想いで、どんなスタイルでirodoriに集っているのか ーー。
1人ずつインタビュー形式でご紹介していきますね。

今日は、私がライティングに絶大な信頼を置いているこの方、菊地郁子さん!いつも控え目ながら、チームの中でもその一言が存在感の大きなプランナーです^^

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irodori Brandingへ参画される前はどんなお仕事をされていたのですか?

メガバンク、メーカー、教育事業、セールスコピーライターと経験してきました。

大学卒業後メガバンクでは個人の方向けの投資商品の営業を担当。お客様とお話しながらニーズをお聞きし投資のお手伝いをする仕事はやりがいを感じていたのですが、入社数年目でリーマンショックがあり、状況も気持ちも激変したんです。
売らなきゃいけないけど、つらい」と。
銀行の売上目標のために、私個人なら投資しないタイミングでお客様に勧めることに悩み、老舗企業の人事部に転職しました。

この2社目にいる時に結婚し、流産や子宮外妊娠を経験しました。この頃はどん底で毎日泣いて過ごしていましたね。生まれてくる意味や現実に起こることの意味をぐるぐる考えて
心から望んでいても叶わないこともあるんだと本当につらかったです。
でも、この機会にと自分の内面を徹底的に掘り下げて整理していったら、今の結果は全部自分が決めて出たものだってことを実感したんです。

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その後、待ちに待った妊娠がわかり、産休に入りました。会社は産休育休とも取りやすくて女性にとって恵まれた環境だったと思います。会社も同僚も好きでしたし。
でも、担当していた人事の仕事は、銀行の頃のようにお客様に直接役に立ってる感はないので、どうしてもやりがいが感じにくくて
やっと授かった子どもを預けてまでこの仕事をしたいのか?」と迷いが生じました。

その頃たまたま「郁子さんとぜひ仕事がしたい!」とオファーを受けたんです。
なかなか妊娠継続できない期間に学んでいた教育事業の会社の社長からでした。

正直、お給料が大幅に下がることに迷いましたが、社長や他のスタッフたちと関わりたい、一緒にその会社を盛り上げたい!という気持ちが勝ち、2度目の転職をしました。

この会社にいる時に、セールスコピーライターの勉強もされたんですね

そうなんです。
口コミでお客様はきてくださるし、本当に価値があっていいものなのに、自己啓発=怪しいというイメージをぬぐえずWEB集客の成果がでなくて。「全然良さが伝わらない!」ともどかしさを感じていたんです。

だから、プロモーションに力を入れたいと10ヶ月WEBマーケティングとセールスコピーを必死に学びました

会社勤めもしながらセールスコピーライターとしてどんどんお客様が増えていた頃にナチュラル・ブランディングを受講されたんですよね

はい。口コミやご紹介でお客様は増えていてセールスコピーライターの仕事は順調だったんですが、なんとなくこのままでは先細りだと感じていました
だから打ち手を探していたんです。

そんな時にナチュラル・ブランディング(以下NB)のSNS広告「自然体のままで売れる私に変わる」が目に入って「自然体なんて絶対無理でしょ~」って思ったのを覚えています

売上を上げるには頑張らなくてはならない!という私の固定観念が現れていますね(笑)。

ビジネス=一生懸命、ゴリゴリ頑張るイメージだったので。でも、自分にもできるならやってみたいと実践講座(当時)を受講しました。

受講前は気持ちが乗らない案件をお受けすることへ違和感や、行き当たりばったりの毎日に不安を感じていましたが、講座を通して軸が定まっていき、今では心から応援したいと思う案件しかお話がきません

NBでは戦略プランニングも学ぶので、未来をクリエイトする力が身につき不安がないんです。
志の高いクライアントさんや仲間と過ごせる毎日は、私にとって喜びでしかありません

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実践講座受講後、プランナーとして参画されることになったんですね。プランナーになってどうですか?

カレッジがスタートしてまずは制作コースのライティング担当として参加し、2期からはプランナーをさせてもらっています。

本当にいい仕事をやらせてもらってると感じています。

初めて担当した2期が終了した時、受講生みなさんのこれまでの努力やここまでの過程すべてを思い出したら涙が止まらなくて
本当に感動の5ヶ月でした。
特にカレッジの前半は、自分ととことん向き合いひたすら言語化するフェーズだから、迷いや葛藤や、自分にできるんだろうか?という不安を強く感じる時期なんですよね。
そこをずっと伴走させてもらったみなさんの、清々しい顔を見たら込み上げてくるものがあって。

受講生のみなさんやスタッフからは普段すごく冷静沈着に見えていたようで、驚かれました

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それに私自身、プランナーになってすぐは葛藤や不安があったんです。

すでに個人のビジネスで成功したり、実務経験が豊富だったりと優れたプランナーが活躍する中に、まだまだひよっこの自分が入る意味はあるのか、自分が担当する受講生だけ成果が出なかったらどうしよう…。

だからプランナーになって数ヶ月は仕事時間のほとんどを充ててがっつりコミットしました。


コミットした数ヶ月間で改めてセールスコピーライティングへの想いをより深めることができたと感じています。

伝わらないのが悔しい!」の一言なんですが(笑)。

振り返ると子どもの頃から「伝わらないのが悔しい!」という想いを抱いてきたなと。
何でも察しのいい母に、時々どうしても伝わらないことがあったんです。なんで伝わらないの!!って。

そこからいろんな経験をしてたどり着いたのがセールスコピーライティングとプランナー。
「伝わらない」を「伝わる」に変えるのが自分のやりたいことで使命だとさえ感じてます。

プランナーとしてクライアントをサポートする時にどんなことを心掛けていますか?

どんな想いでビジネスをしているのか把握して、表面的に出ている感情の裏に隠れている本当の気持ちに寄り添いたいと思っています。

それに、自分で考えてもらうことも大事にしつつ、スムーズに行動できるように「今」できていることと「これから」やるとさらに良いことを、その人に合うタイミングでお伝えするようにもしています。

そして何より「絶対大丈夫!」と受講生本人以上に信じてサポートしてます。

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郁子さんは個人でLP(ランディングページ)の文面作成のサポートや「アトラクト・ライティング」という講座も主催されていますよね

セールスコピーの基本的な知識を講座でお伝えするとともに、ご自身で書いていただいたものを添削したり、リリースまでのスケジュールを決めて実行できるようサポートしたりしています。

またセールスコピーライティングを私が書く制作案件もお受けしています。

どちらも今はお客様はご紹介のみです。


プランナーとご自身の事業と両方やることをどう感じていますか?

もう本当に刺激を受けて成長させてもらってます。受講生からもirodoriのメンバーからも。

今どっぷりやっているプランナーとしての経験が、今後個人でサービスを拡大する時に生きてくるなと確信してます。

今後やってみたいことはなんですか?

しつこいですが、伝わらないのがホントに悔しいんです。

形のないサービスだったり見かけのわかりにくさだったりで、すごくいいものなのに本来の価値が伝わってない商品などたくさん見てきました。

だから「ホンモノの価値が浸透する世の中にしたい」を叶えていく!実現していきたい!です。

実現していくために、価値を可視化していく制作チームを自分でも作っていきたいですね。

それと、情報があふれる世の中でいかに主体的に取捨選択できるようになるかも大事という想いがあり、その辺りもサポートしていきたいと思っています。

セールスコピーやDRMは良くも悪くも心を動かすスキルなので、悪用されてしまうこともあると感じています。

スキルを使う人の倫理観に左右される部分はあるんですよね。

だから、消費者として受け取る側の情報の取捨選択基準を上げていきたいなと。

作り手として自分たちが本当に価値あるものを届け、受け取る側の基準も上がっていけば、「ホンモノの価値が浸透する世の中」をどんどん作っていけると思っています。

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